お尻から足が痛い!シビレる!足が出にくい!足裏の感覚が変!
最近お尻から足が痛い!シビレる!足が出にくい!足裏の感覚が変!と訴える患者さんがとても増えています。これらの症状は坐骨神経の異常によるものです。坐骨神経は腰から足にかけて通じている神経ですが、この神経が悪くなる原因に「腰部椎間板ヘルニア」と「腰部脊柱管狭窄症」があります。その中で最近特に増えてきているのは「腰部脊柱管狭窄症」です。
腰部脊柱管狭窄症とは
「腰部脊柱管狭窄症」は腰骨の変形や、いわゆる「すべり症」と言って腰骨がお腹方向にズレることで腰骨の中を通っている「脊柱管」(神経の管)を圧迫して管を狭くしてしまい神経症状を起こしてしまい病気です。この症状の特徴は「間欠性跛行かんけつせいはこう」と言ってしばらく歩くとシビレや痛みで歩けなくなり、前かがみで休むと楽になる状態です。
原因
一般的には老化や腰骨の変形と言われていますが、最近多くなっている原因として私が思うには運動不足による腹筋力の低下や猫背の増加により反り腰の人が増えた為ではないかと考えています。
セルフ体操
膝抱え体操:椅子と枕を用意
①膝を曲げ両手で抱える
②膝を顔近くまで引き寄せる
①、②を10回繰り返す。痛みの出ない程度にゆっくり行い疲れたら途中でもいいので椅子に足を乗せて休憩して下さい。
当院では
タナカ治療院では脊柱管狭窄症に対して猫背調整や骨盤調整で姿勢状態を整えて「反り腰」の状態を改善させてから「はり治療」を行います。「はり治療」では腰から足のツボを中心に坐骨神経の流れを改善するように治療していきます。尚、シビレが両足にある場合や尿失禁など排便障害の症状が出ている場合は当院の範囲外になります。