寒暖差疲労と自律神経

寒暖差疲労とは

今年の夏は猛暑で大変でしたね。(2023)10月になりやっと秋になったかと思ったら急に寒くなり、いきなり冬??と思いきや日中は半袖でも過ごせそうな夏日になったり・・・

全く日本の四季はどうなってしまったの??って感じですね。

この様に気候の変化、特に気温差が大きくなると身体のだるさや頭痛、肩こり、冷えなどの体が疲れた時のような症状が現れることがあります。

これを寒暖差疲労と言います。

寒暖差疲労は体温を調整する自律神経の乱れが原因となっていると考えられていて一般的に、寒暖差が7度以上になると自律神経の働きが乱れやすくなります。

寒暖差と自律神経の関係

人の身体は体温を一定に保つように出来ていてその働きをするのが自律神経です。

自律神経は寒暖差が大きいと体温が上がり過ぎないように熱を下げたり、または、下がり過ぎないように熱を保ったりと、とても忙しく働かなくてはなりません。

それにより自律神経が疲労して身体のだるさや頭痛、肩こり、冷えなどの症状が出てきてしまうのです。

更に、コロナ過の自粛生活で室内に滞在することが多かったため、運動をしたり外に出て汗をかく事が少なくなりました。

また、慣れない在宅ワークなどでストレスが多い生活をしているなど自律神経そのものが弱くなっている場合も多く、少しの温度変化にも付いて行けなくなっています。

セルフケア

自律神経を休めるて寒暖差に負けない体を作る!

①自律神経を休める

現代はハイストレス時代です。家庭や職場、学校など、結果重視や情報過多で常に緊張状態が続いています。

今の環境から少し離れてリラックスできる時間を意識的に持ちましょう。

②自律神経を鍛える

寒暖差疲労は寒暖差に対する自律神経の過剰反応です。

リラックスタイムなどでストレスが軽くなってきたら少し汗をかく程度の運動やサウナなど、体に軽い負荷をかける事で自律神経の過剰反応を防ぐことが出来ます。

③体温を上げる

筋肉量を増やし代謝を上げると体温を上げることが出来ます。

継続的な運動や筋トレなどで筋肉量を増やし、寒暖差が大きい環境でも影響されにくい体になります。

寒暖差疲労の治療

寒暖差疲労の治療はまず、自律神経の疲れを取る為の全身整体、猫背調整など行います。

次に自律神経の乱れを取るツボにはり治療を行い、手足のツボにお灸の治療を行います。

患者さん一人ひとりの症状に合わせ、治療を組み合わせながら行いますのでお気軽にご相談ください。

著 タナカ治療院 院長田中英之

清須の鍼(はり)整体ならタナカ治療院 診療時間

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