筋肉痛の原因と対処方法

筋肉痛の原因と対処方法

筋肉痛は運動の後によく起こる現象です。運動によって筋肉が強く緊張し、微小な損傷が生じることで筋肉に炎症が起き筋肉痛が引き起こされます。運動や活動の内容、強度、個人の体質などによっても筋肉痛の度合いは異なります。

富士登山で私も筋肉痛に見舞われ結構辛い思いをしました(笑)

ところで、筋肉痛って運動直後より少し時間が経ってからの方が痛みが強くなる事ありませんか?それも年々その傾向が強くなるような・・・

遅発性筋肉痛(ちはつせいきんにくつう)

遅発性筋肉痛とは、運動後に時間が経ってから現れる特徴的なタイプの筋肉痛です。これは、筋肉の炎症を抑えるための免疫反応に関連しています。

具体的には、運動によって筋肉が微小なダメージを受けると、免疫システムがこれに反応して修復を始める過程で炎症が起こります。この炎症が筋肉痛の原因となることがあります。

また、年齢が上がると免疫機能が低下することがあり、そのために一時的に炎症が強くなり、痛みが増すこともあるようです。

筋肉痛に免疫が関係しているなんて意外ですよね(p_-)

免疫の強化

免疫を強化することは、遅発性筋肉痛を軽減する一つの方法です。タンパク質やビタミンC、亜鉛を含むバランスの取れた食事を摂ることで、免疫システムが適切に機能するのをサポートすることができます。

また、十分な睡眠を確保し、ストレスを管理することも重要です。ストレスは免疫機能に影響を与えることがあるため、リラックスやストレス解消の方法を取り入れることがおすすめです。

筋肉痛の対処方法

  1. 運動前の準備: よくウォームアップを行って筋肉を準備し、急激な負荷をかけるのを避けましょう。
  2. 適切なクールダウン: 運動後も軽いストレッチやクールダウンを行い、筋肉をほぐしてリラックスさせることが大切です。
  3. 適度な負荷: 新しい運動や強度の高い運動を始める際は、徐々に負荷を増やしていくことが急な筋肉痛を軽減するのに役立ちます。
  4. 保湿とマッサージ: 筋肉痛が出たら、保湿クリームを使用して乾燥を防ぎ、軽くマッサージを行うことで筋肉の緊張を緩和できます。
  5. 痛み止め: 軽度の痛みには非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用することも考えられますが、過剰摂取には注意が必要です。
  6. 休息と回復: 筋肉痛のある日は、過度な運動を避けて休息を取ることも大切です。

スポーツの秋を満喫する為にも無理のない程度で楽しく運動を続けましょう♪

著 タナカ治療院 院長田中英之

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