鍼（はり）治療について

はり治療は、古くから中国や日本などで用いられてきた伝統的な治療法で、はりを使って身体の痛みや不調を改善することを目的としています。

血行を促進し、筋肉の緊張を和らげ、疲れやストレスを軽減することができるため、筋肉の痛みや関節の痛み、冷え性、更年期や自律神経の不調などの様々な症状に効果を発揮します。

身体にはりを刺すとすごく痛いのでは？と不安に思う方は多くみえます。初めての方は特にそうですよね。はり治療で使用する「はり」は注射針や縫い針よりもずっと細く身体への抵抗もとても少なく作られています。

実際治療を受けていただくと「全然痛くありません」と言われる方がほとんどです。私は治療家として３０年以上のキャリアがありますので安心して治療を受けて頂けます。

はり治療により、血液やリンパの流れなどの循環がよくなっています。症状の早期回復のため、治療後３０分から１時間はゆっくりと体を休めることをお勧めします。入浴も１時間ほど後にされた方が体に負担がかかりません。

患者さんの体調や体質によって内出血する場合があります。鍼による内出血は、身体をぶつけた際にできる「青アザ」と同様のものですので、ほとんどが数日から２週間程度で消えます。

数日経っても症状が改善せずご心配な場合にはご相談ください。また、近い日程で結婚式や写真撮影など重要なイベント予定がある方は、施術前に必ずお知らせください。